視認性に優れた「ユニバーサルデザインフォント」って何?

視認性に優れた「ユニバーサルデザインフォント」とは?
こんにちは。暑さが引いてきたこの頃、ちょっと遠くにお出かけしようか、という方も多いと思います。そんな時、駅名や道路標識は私達にとって欠かせないものですよね。
今回は標識など、その他各所で徐々に使用率が上がっている「ユニバーサルデザインフォント」についてご紹介。以下略して「UDフォント」としますね。
・ユニバーサルデザインフォントとは?

UDフォントとは、『誰にとっても見やすく読みやすい』を目的に、フォント制作会社各社から提供されているフォントのことを指します。
UDフォントとされるフォントのなかには、既存のゴシック体や明朝体と様々な書体が存在しており、それらは元のフォントよりも『見やすく読みやすい』形になっています。
特徴としては、
・濁点が離れている
・明朝体の横の線が比較的太めに設定されている
…などがあげられます。元の印象を大事にしつつ、誤認を減らそうという取り組みですね。
・教育の現場でも使用されつつあるフォント

視認性に優れるUDフォントは学校教育でも採用されつつあります。
フォントを提供する会社のモリサワが、奈良県の小学生を対象に短文を読ませる問題を出題したところ、一般的な『教科書体』と『UDフォント』では正解率に差が出たそうです。
どのような差が出たか?というと、UDフォントを使用した場合の正解率が高かったとのことで、学力向上効果も見込めるようです。
2020年度より一部教科書で採用されることが決定している『UDフォント』。今後の活躍が見逃せません。
・UDフォントが活躍する場所は?

UDフォントは教育だけでなく一般生活にも溶け込み始めています。
例えば、高速道路の看板のフォントは近年、ユニバーサルデザインを意識したヒラギノ系フォントに変更になっています。
以前使用されていた公団ゴシックは製作者が他界されていたり、独特の省略の仕方もあり、新しい文字の追加ができないなどの理由から変更になりました。
他にも解熱鎮痛薬であるバファリンAはロゴ以外の部分にUDフォントを採用。
背面の製品表示を少しでも読みやすくするのが目的だそうです。
食品類のアレルギー表示でも採用されるほか、一部市町村での防災ハンドブックにも採用されたそう。このように見やすいフォントが広まる動きは、私達の生活をさりげなく豊かにしてくれていますね。
視認性に優れたUDフォント達。
皆さんもレイアウトされる際に、細かく読みにくい表示などで使ってみてはいかがでしょうか。
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